「うまく眠れない」症状

先日、お客様との会話のなかで
お子さんの寝方について話題になりました。
お客様はお子さんが足をクロスさせて
寝るクセが気になっているそうです。
足が変な形にならないか心配されていました。
問題ないと思います。
睡眠は、一日活動して歪んだ体を整える時間です。
体の中で歪んだ部分を枕や布団に当てながら
整えています。
ある部分が整えば、寝がえりをしてちがう場所をまた整えます。
足をクロスさせるのも、足の歪みを整えているからですね。
腕の歪みを整えるために、腕を体の下にいれたり、
枕の下にいれることもあるでしょう。
うつ伏せで寝たい人は体の前側の歪みを整えたいわけですし、
右下で寝たい人は、右側の歪みを整えているわけです。
しかし、睡眠中の調整がうまくできない方もいらっしゃいます。
初診のお客様に多いのですが
「うまく睡眠がとれない。
 いろいろな寝方をするのですが、どれも落ち着かない。
 すぐ起きてしまう。」
とおっしゃいます。
なぜ、体の調整がうまくできないのでしょうか。
それは、体に大きな歪みが複数あり、お互いに引っ張り合って
複雑に骨格を歪めているからです。
そのためにいろいろな寝方を試しても、
歪みがうまく整ってくれる態勢がないのです。
骨格が整って大きな歪みがなくなれば、
睡眠中の体の調整ができるように戻ります。
ほとんどのお客様が「よく眠れるようになった」と
おっしゃいます。