きれいな目
「きれいな目」について、気になり始めました。
きっかけは、本 「猫と小石とディアギレフ」 福原義春 著です。
福原さんがお遍路体験をすることになったエッセイの文。
「霊山時を出たところで、真っ黒に日焼けした目のきれいな若者に出会った。
寝袋に寝ながら八十八か所全霊場を歩き遍路した後、
札参りに来たのだという。
人生を考え直すため会社をやめ、三十八日かけて歩き通したそうだ。
お遍路を終えてみたら、また別の会社に入って働くのだと言っていた。
一か月以上をかけた歩き遍路の体験が、何かしら彼の考え方を
変えたのだろう。いい青年だった。
日本の若者も捨てたものじゃない。」
「目のきれいな若者」って、どんな目のことだろうと考えました。
浮かんだのが「子供たちの目」です。
あの透き通るようなキラキラした目。
好奇心旺盛で、何でも遊びに変えてしまう純粋な心の目。
福原さんのニュアンスと一緒なのか分かりませんが
自分なりに理解してみるのもおもしろいです。
何か大切なキーワードに思えて気になったわけです。
私も「きれいな目」を忘れず、日々挑戦です!