こぼれ話
昨日のブログでは、長くなるので書けなかったことがあります。
葛布の滝へ向かう途中、脇道を少し入ったところに
気になる神社を見つけました。
帰りにも気になったので、脇道に入り神社に寄りました。
地図で見ると、若宮八幡宮神社だと思います。
お分かりいただけるでしょうか。
鳥居の奥に大きな木が2本そびえ立っていて印象的です。
まわりには民家がないので、すごく気になりました。
近づいて、とても立派だなあと思っている時に、
ある本で読んだことを思い出しました。
昔(古代)から世界中で、大樹への聖視をベースにした
習わしや言い伝え、お話があるそうです。
天空にそびえる大樹になると、神がこれを伝って天と地との
間を行き来し、また神が宿ると考えられていたそうです。
そもそも神社も、神の拠りしろとしての樹木を拝する場所だったそうです。
伊勢神宮の心柱も、諏訪大社の御柱も、神の寄りつく聖木だそうです。
なるほど私の前に立っていた2本の大きな木には、
そのような神聖な感じが漂っていました。