パンダから

最近読み始めた本があります。
スティーヴン・ジェイ・グールド 著 「パンダの親指 進化論再考」です。

進化生物学者である著者が、
いろんな題材 (「パンダはなぜ手に6本の指を持つのか」
「ミッキーマウスが可愛くて悪役のモーティマーが憎たらしいのはなぜか」
「ある種のダニの雄はどうして生まれる前に死んでしまうか」等々)
から進化論を考えるエッセイだそうです。
読み始めなので全体の趣旨はまだわかりませんが、
動物や植物が生きるために環境に適応してきた進化の跡を
辿る発想力がとてもおもしろいです。
私のしている整体法も症状の原因を多角的に探します。
腰が痛い原因が頭蓋骨の歪みにあったり、
肩が痛い原因が足首の骨の歪みからきていたりと様々です。
ですから、頭から足の先までを一つの貴い命として
柔軟に施術していかなければ症状が改善しないと考えています。
グールドさんの本を読んでいると
仕事に必要な柔軟な発想を学べる気がします。

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