全身から考える
お客様から「なぜ整体の世界に入ったのですか?」
というお話の流れから、
「HSTI骨格調整法と出合ってよかったことは?」
という質問をいただきました。
整体師として「HSTI骨格調整法」に出会えてよかったこと・・・?
何か自分を見つめ直す質問にドキッとしてしまいました。
その時思った事はこんな感じです。
この整体法を知ってよかったのは、
症状の原因を
「頭から足の先まで、体全部から探す」
ことを学んだことです。
人間の体は、全身で支え合っています。
体のバランスを考えた場合、
必要でない所はありません。
例えば、腰痛のお客様がいらっしゃったとして
原因を探すときの考え方は次のような感じです。
痛い場所の周辺を整えても改善しなければ、
他の場所に原因があるということになります。
まず捻挫経験がある足の骨の歪みから整えて・・・
それでも改善しなければちがう原因。
次に尻もちをついた経験がある骨盤の歪みから整えて・・・
それでも改善しなければちがう原因。
次に骨折した経験がある腕の骨の歪みから整えて・・・
それでも改善しなければちがう原因。
そして鼻を骨折した経験がある頭蓋骨の歪みから整えて・・・
おっ、腰痛が改善してきた。
これは一例ですが、
このように全身でバランスをとっているわけです。
お客様一人一人、骨格のバランスがちがいますので
固定観念を捨てて
一生懸命原因を探すことが大切だと思っています。