心得?
数寄屋建築の名匠といわれた平田雅哉さん。
自伝として書かれた本(大工一代)のなかにも、
グッとくる語り部分が沢山ありました。
ちょっとピックアップしてみます。
「良い仕事をするということは、自分のためであり、
又施主のためである。
儲けだけに走っていては、とても満足な仕事は出来ん。
といって損をしては続かん、この辺がむずかしいところだ。」
「大切なところはたとえ表に出ない部分でも、うんと力を入れて、
丁寧にやるので、一時しのぎのことはやれん。」
「運命となると、人は明日のこともわからん、だから、
今日の日を誠実と親切で生きて、仕事に責任を感じろというのが、
簡単にいえばわしの説教だ。」
「金を儲けることが成功のように思う風が最近特に強いが、
わしは好かん。何よりも仕事を全うすることだ。」
何となく私を応援してくれているようで、励みになりました。
今日もまだまだ頑張ります!