息子に必要なこと?
私がいつも息子に思うこと。
「彼が大人になったとき、どんな世の中に
なっているかは分からないけれど、
自分で道を切り開いていける人に
なってほしい。」
親が子供の将来を心配することは
当たり前かな。
そんな私にビビッときた本がありました!
「プルーストとイカ
読書は脳をどのようにかえるのか?」
メアリアン・ウルフ著です。
子供の時に字を覚え、成長して熟読者になっていくうちに
脳の運動がどのように発達していくのか。
また文明が発達していく過程で、それがいかに重要であったか
というような内容です。
(個人的な解釈です)
すごく具体的で分かりやすいので、
おもしろいです。
子育てに必要なことを気づかされるような
感じがします。
(自分に必要なことも見つけられるような気がします。)
こんな感じのことが書いてあります。
「(略)文章を読むため、つまり読字するためには
脳に何が求められるのか、
また、物事を考え、感じとり、推測し、他の人間を理解する
能力に読字がどう役立っているか知ることが、
ことの他重要だ。」
「先祖代々の読み手の脳はそれぞれに、
シンボルとしての文字を読むために
複数の脳領域を接続する術を学ばなければ
ならなかった。
現代の子どもみな、同じことを学ばねばならない。
世界中の幼い読字初心者たちが、読むために
必要な知覚システム、認知システム、言語システム
運動システムすべてを連結する方法を
学習しなければならないのだ。」
脳内のネットワークを発達させることが
キーワードなのかな。
きっと発明とかひらめきは、その中で生まれるのですね。