睡眠中、身体が整っていく主役は?
前回、「睡眠中、身体が整っていく」
ことについて書かせていただきました。
(前回記事:「睡眠中に腰が痛くなる」
基本的には
1日の活動で歪んだ身体のバランスを
睡眠中に戻していくというお話です。
今回は、もう少し詳しく
「どのように整っていくのか」
私の考えを書かせていただきます。
まず身体が整っていくキーポイントとなるものは
「筋膜」という膜組織です。
これは皮膚の下を全身タイツのように切れ目なく
覆っている膜組織になります。
それに加えて
筋肉や骨、神経組織から内臓まで
すべて覆っていて
お互いに捻じれたり、伸びたりしながら
バランスを取っています。
ですから、筋膜組織は
「人体の張力ネットワーク」とも言われています。
筋膜組織の特性として
捻じれたら、元に戻ろうと働きます。
この力を利用して
睡眠中、身体は整っていきます。
自然に布団や枕に当てる身体の場所が
捻じれているところです。
自重で圧力を加えることで
筋膜を通じて捻じれている部分が伸びていきます。
ある程度整うと、無意識に寝返りをして
次に捻じれている部分を整える・・・
という事をじっくり繰り返しながら
身体のバランスが整っていくと
考えます。
そのうえで
血流が良くなって
成長ホルモンが身体の隅々まで働けば
身体の修復が進みます。
これを「自然治癒力」と
呼ぶのだと思います。
整体という仕事は
このような一連の流れを
スムーズにできるように
お手伝いさせていただくものだと思います。
拓整体所
〒430-0901 静岡県浜松市中区曳馬6-15-3
電話053-478-7160
*健康な身体について~拓整体所の考え方
*身体の捻じれについて