自然体が一番です。
先日、初診のお客様から
こんなお話がありました。
「足を組むと体が歪むと注意されたことがあり、
我慢しようと思うのですが、足を組まないとつらいので
組んでしまいます。」
私は、「自然なことなので、そういう時は
組んでもいいと思いますよ。」とお答えしています。
なぜなら私たちの体には、無意識的に
歪んだ骨格を調整して治そうとする
機能が備わっているからです。
足を組みたくなるのも、そのためです。
歪んだ骨盤や大腿骨の調整をしようと
しているわけです。
この無意識の調整は、
起きている時・寝ている時
どちらでも行われています。
一番基本的なのは、睡眠中です。
寝がえりをしながら一日の活動で
歪んだ部分を枕や布団にあてながら
調整しています。
そしてつぎの日には、骨格を整えて
疲れがぬけるように機能しています。
(お子様が一般的に寝相が悪いのは、
体が柔軟で歪んでいる部分をどんどん
調整できるからです。)
起きて生活しているときにも
「足を組む」、「腕を組む」、「「肩を触る」
「顎や鼻など顔を触る」、「かゆいところを掻く」
などしながら微調整しています。
特に緊張したり、ストレスを感じるときに
一番体の歪みが大きい部分を
触っていることが多いと思います。
しかしこのように自分で調整していても
何かの原因で骨格に複雑な歪みが
出てくると、調整しきれない場合が出てきます。
そのときに頭痛や肩痛、腰痛などの
症状として出てくるわけです。
HSTI骨格調整法では、このように
ご自分では調整できなくなった歪みを
整えていくことで、
またご自分で調整できるような体に
戻していきます。
そうすれば、体がどんどん調整されていきますので、
冒頭の初診のお客様が「足を組みたくなる」ことも
少なくなると考えます。