身体の歪みについて②
前回は身体の歪みについて書きました。
(http://takuseitaizyu.hamazo.tv/e5312863.html)
今回は、歪みと「老廃物の蓄積」の関係について
書いてみたいと思います。
「身体の働き(代謝)が悪くなる」→「身体に歪みが生じる」
「身体に歪みが生じる」→「身体の働き(代謝)が悪くなる」
どちらの順番もあり、「歪み」と「身体の働き」は相関関係に
あるのですが、共通しているのは、
「身体の働き(代謝)が悪くなる」→「身体に老廃物が溜まりやすくなる」
ということです。
身体の不調、老化や病気などの対策を考える場合、
「身体に老廃物を蓄積させない」というキーワードが
もっとも必要な対策だと私は考えています。
老廃物といっても具体的に分かりにくいこともありますので
最近テレビでも取り上げられることが多い
「認知症」を例に私の考えを書いてみたいと思います。
記憶障害や失行、見当識障害などの症状が生じる
認知症の発症は、
βアミロイドという物質が大脳皮質に溜まることが
原因だとする説がもっとも有力なようです。
この場合、βアミロイドが
「老廃物の蓄積」だと
私は考えています。
元来、βアミロイドは
脳細胞の中で仕事をするタンパク質が
仕事を終え分解されて生じるものです。
そして、それが血中へ排出されていくのが
正常な身体の働きです。
しかし排出されず、
脳内に蓄積してしまうということは
血中へ排出されていく
身体の働きが悪くなっているからだと
思います。
つまり「身体の働きが悪くなる」→「老廃物が溜まりやすくなる」という
関係が成り立っていると思います。
現在βアミロイドの蓄積の原因は、環境や栄養状況、ストレスなど
様々なものが考えられているようですが、
私はそれに加えて
頭の歪みが血流を悪くして
脳内の低酸素、低栄養状態を招き
身体の働きを低下させることも
起因していると思っています。
βアミロイドは一つの例ですが、
身体の場所によって
蓄積する老廃物はちがうと思います。
お客様の例を2つ上げますと
脳梗塞の経験のあるお客様には、
頭と首に大きな歪みがありました。
またガンと診断されているお客さまも
ガンの場所には、やはり大きな身体の歪みがあります。
ここでも
「身体の歪み」「身体の働きが悪くなる」「老廃物が溜まりやすくなる」
という3つのキーワードが働いているように思います。
*「お客様の声」一覧はこちら
http://takuseitaizyu.hamazo.tv/c618086.html
*具体的な施術法、考え方はこちら
「骨格調整ブログ」一覧 http://takuseitaizyu.hamazo.tv/c589413.html