骨格の中の類似性
「HSTI骨格調整法」「施術例」にも書いてますが、
私の整体方法は、骨格バランスの中から症状の原因となる「骨のゆがみ」を
見つけ、あるべきところにじんわり戻す方法です。
もう少し詳しく書きますと、
「症状のでている骨のゆがみ」と「その原因となっている骨のゆがみ」は
同じような歪み方をしています。その類似点を見つけるということです。
症状がでている所と、ぜんぜんちがう骨に原因の歪みがあるほうが多いように思います。
(施術例:肩こりと咳を参照ください。)
実は、便利になった現在の文明の基礎となった、「科学の発達」も
そのような類似性を大切にしていたようです。
偉大な数学者 ポアンカレ(1854-1912)がつぎのようなことを書いていました。
「研究に値する数学的事実とは、物理学法則を知るにいたる如く、
他の事実との類似により、数学的法則を知るにいたらしめる力をもつ
事実である。
すなわち、互いに関係なしと見られていた他の事実間の思いもよらぬ脈略を
吾々に啓示する事実である。」
すべてのものがつながっているような気がします。