感化
読書をしていると、仕事にも人生についても
ヒントとなることに気づかされます。
それは、仕事とは関係のない本のほうが、
より広い視野でひらめくことが多いような気がします。
そして、それを裏付けるような、すべてがつながっていることを
認識させられる本もあります。
最近読んでいる本では、「一般システム理論」 フォン・ベルラタンフィ著です。
内容は、
「一般システム理論は、無生物・生物・精神過程・社会過程のいづれをも貫ぬく
一般原理の同形性の根拠を究明し、それを定式化する新しい科学である。」
(裏表紙説明より)です。
このなかで、つぎのようなことが書いてありました。
「現代科学は、たえまなく専門化が進行して、別の分野と言葉を
交わすことが難しくなっている。
けれども反対に、互いに無関係に、いろいろな異なる科学や分野で
形式的に同形の法則が見いだされている。
だから、 (システム)全般についてなりたつ原理を設定することが必要だ。」
多角的に感化されつつ、地域社会が元気になっていくことを
見つけていかなければと再確認させられます。