2012年8月15日
数寄屋建築の名匠といわれた平田雅哉さん。 自伝として書かれた本(大工一代)のなかにも、 グッとくる語り部分が沢山ありました。 ちょっとピックアップしてみます。 「良い仕事をするということは、自分のためであり、 又施主の […]
2012年8月7日
何の本だったか忘れましたが、 「幸福論」というお話を読んだことがあります。 その本の著者は、幸福を感じる=充足感と考えていました。 何もかも満ち足りた気分になった状態です。 でもその成分は、泡で出来ているので、ほんの短い […]
2012年7月10日
グールド著 「パンダの親指」を読んでいて 気になる文章がありました。 「用意のできた者には運が味方する」 生科学者・細菌学者であるパストゥ―ル(1822~1895)が発した 名高い警句だそうです。 パストゥ―ルは微生物が […]
2012年7月4日
最近読み始めた本があります。 スティーヴン・ジェイ・グールド 著 「パンダの親指 進化論再考」です。 進化生物学者である著者が、 いろんな題材 (「パンダはなぜ手に6本の指を持つのか」 「ミッキーマウスが可愛くて悪役のモ […]
2012年6月22日
平塚らいてうさんの自伝の中で、こんな文章がありました。 「今日」が空虚であるときそこに「昨日」が侵入してくる。 実際は、「新しい女」という長文のなかの一部ですが、 前後つながる文章を考慮しなくとも、意味深い文章だと思いま […]
2012年5月28日
社会運動家 平塚らいてう(1886-1971)さんの自伝を読んでいて、 気になった出来事がありました。 それは、らいてうさんが自分を追い求めていた学生時代に、 禅門の坐禅修行から「見性」を許されたという内容です。 見性と […]
2012年5月23日
最近、ミシェル・ボー著 「大反転する世界 地球・人類・資本主義」を 読み始めました。 現在の社会システムとこれから世界が向かう方向を、 自己再生産できる生き物(?)「地球・人類・資本主義」という 3つのキーワードから考 […]
2012年5月13日
会社を経営されているお客様とお話していて 気になるキーワードがありました。 直感です。 確か今の会社を経営されて50年になると伺いましたが、 決断は直感でしてきたとおっしゃっていました。 もちろんその後の行動や交渉も優れ […]
2012年5月9日
プラトン著「国家」におもしろいと感じた表現がありました。 (個人的な解釈も含まれていますので、ご了承ください。) それは、人の心の中についてです。 プラトンは想像してほしいと言います。 ①複雑で多頭の怪物 (まわりにつ […]
2012年4月11日
以前ブログに書いた 「国家」 プラトン著も もうすぐ読み終わりになります。 (毎日少しづつ読んでいるので時間かかりました。) 今より2000年以上前に書かれたものなので、 一般的には古典と呼ばれるジャンルになると思います […]